安定と保証と愛情。
“恋愛グループ”に転職したら「結婚できました(笑)」
パフパフチェリーパイ店長 / 山内聡さん
地元・北海道で酒屋の配送、DJのマネージメント、水商売に居酒屋経営と職を転々としてきたが、一念発起ではるばる風俗業界へと転職。 自身が味わってきた苦労の経験をもとに、思いやりをもってお客さんや従業員に接する姿勢が評価され、今ではイチ店舗を任される店長へと昇格を果たす。 仕事の話では熱く鋭い眼差しで訴えかけ、最愛の家族の話になると、一転してデレデレ笑顔を見せてくれる恋愛グループきっての、愛され店長。
「このまま無駄に歳くっていくのかよ、オレ!」
不安と決別して飛び出した35歳
- 恋愛グループ、パフパフチェリーパイ店長、山内聡です。 本日は宜しくお願いします!
- ――笑顔が気持ちいいですね(笑)お店の従業員さん、キャストさんから絶対慕われてますよね?
- どうでしょうねぇ(笑)でもお店の雰囲気はとにかく大事にしてますよ!
- ――はい、それが伝わってきます! では、転職のお話を聞かせてください。 恋愛グループに入社する前はどんな仕事をされてたんですか?
- ここで働く前は居酒屋の経営と、酒屋での配送をしていました。 その前は夜の水商売やクラブDJのマネージメントとか……今まで転々と職を変えてきましたね。
- ――どんな経緯で風俗業界に転職しようと思ったのですか?
- 居酒屋の経営と言っても、友人と二人でやりくりしていた個人経営でしたので、結局大手のチェーン店に負けてしまったんですよね。
その時に「オレって今まで満足したことってあったのかな。 このままズルズル歳とっちゃっていいかな」ってすごく焦って、30代半ばの頃でしたからね。
でも冷静になって考えたら、風俗業界なら水商売の経験もあるし、活かせるんじゃないかなと。 人との接し方も得意な方でしたし。
- ――焦り、不安が転職のきっかけに繋がったんですか?
- 焦りや不安もですけど、最大のきっかけは、『お金』でした。 キレイごと抜きにして、ガマンや節約はしたくないですからね。
今は店長としての役職もありますが、これまで働いてきた仕事のなかでも一番高い月収をもらっています。 金銭的な辛さは全くなくなりましたよ。
- ――給料が増えたってことは、当然、遊び方も変わりましたか?(笑)
- お小遣い制なんで……全然遊ばなくなりました(笑)
- ――え、お小遣い制?
- はい。 実は、転職後に結婚しまして……
- ――結婚されたんですねー、相手は地元・北海道の方ですか?
- いえ、こちらで知り合った女性です。 北海道の時はそんなこと考えられなかったですね。
- ――それって恋愛グループの……
- お店の子じゃないですよ!? 結婚願望は前からあったんですけどね……不安定でしたし、何より相手が居なかったので(笑)
「既婚者が多い」恋愛グループだからこそ
愛のある“福利厚生”がたくさん
- ――色んな職業を経験されてきたわけですが、このお店を選んだキッカケは?
- 応募した時の対応の良さが大きなきっかけでした。 言葉の使い方や話し方も丁寧で、自分の話もしっかり聞いてくれた。 そういうお店はここしかなかったんです。
- ――でも結婚をして風俗業界で働くのは、大変ではありませんか?
- いや、そこが恋愛グループの最大の強みなんですよ。 恋愛グループは既婚者が多いんです。 それでか、風俗店では珍しい福利厚生が充実していて。
全社員が正社員雇用ですし、家族手当もあります、隔週休2日制(月間6日~8日)なので計画を立てて2連休もしっかりと貰えるし『一般企業』と変わらない待遇で正直驚きました。 風俗業界って、ちょっとブラックなイメージがあるので、それを見事に払拭されました。
- ――プライベートもしっかり過ごせてるんですね。
- はい。 休みの日は家族サービスしたり、家でのんびり過ごしたり、友達と飲んだりと、オンとオフがしっかり分けられてます。
- ――店長になるまでの間で、印象的だったエピソードってあります?
- 僕が下積みの頃の話ですけど、絶対に誰も気付かないような細かい掃除や整頓であっても、上司はちゃんと見てくれていて「ありがとうね」って言ってくれたんです。
「こんなに細かいところまで自分の頑張りを見ていてたんだ」って、俄然やる気とモチベーション上がりましたね。 『自分の頑張りをしっかり評価してくれる』そういうお店なんです。 店長としての自分も、その目線を常に大事にしています。
- ――辛い時はどんな時ですか?
- お客様が普段よりも少ない時や、リピーター数が減ったり、売上目標を達成できなかった時はやっぱり辛いですね。 『お店の責任者』として問題解決に向けて悩みますし、答えが出ないことも“しょっちゅう”です。
でもそういう時こそ、従業員やスタッフの意見を積極的に聞いています。 お店に立っているスタッフ、従業員の意見は、お店“そのもの”の総合意見でもあるので、上下関係抜きにしてありがたい情報として受け止めています。
- ――風俗に“遊びにいく側”から“働く側”に変わって、印象は変わりましたか?
- 変わりましたねー、お客で行っていた時は『ヌク』、この一言でしたね(笑)。 働く側になってからは『最高のサービスで笑顔で帰ってもらう』そのための演出を常に考えてます。
正直「オレが風俗に行った時に、こんな笑顔にさせてくれるお店はなかったなー」なんて思うこともあるくらいです(笑)転職なんて恐れずに二の足を踏むな!
突っ走ることで自分を変えられる
- ――右の若い頃の写真って、どこか旅行先ですか?
あっ、これは20代の時ですねー。 ハワイに行った時の写真です。 というか、この頃は遊びまくっていましたねー、昔の自分に説教したいぐらいです(笑)
- ――会社単位で旅行に行ったりもするんですか?
- ありますよ。 左の写真は社員旅行で韓国に行った時です。 2年前ぐらいかな? 今年の社員旅行はマカオに行きます。 今からみんな、凄い楽しみにしてますよ!
- ――業界未経験の方たちへ“恋愛グループが求める理想のスタッフ像”を教えてもらえますか?
- 自分の意見をどんどん言ってくれるアクティブな人が理想です。 本当に何でも言って欲しいです。 僕達も刺激をもらいたいし、知らなかった事を覚えていきたい。 最初は誰でも緊張すると思います。
でも早く打ち解けてもらうために、思っていることを素直に言える環境を僕たちは作りますので、是非、第一歩を踏み出して飛び込んでみて下さい。
- ――最後に新しい事にチャレンジする方々へ“山内さんの経験も踏まえ”アドバイスをお願いします!
- 自分自身に目標「野望」を持って下さい! どんな事でもいいんです。 お金が貯まれば、自分が次のステージに行くことができます。 それまで“ここのお店”で働く、それも全然アリだと思ってます。
「目標」「夢」「野望」それさえあれば、私のように人生を変えることができます! もしこれを読んでいて、転職で二の足を踏んでるぐらいなら、失敗を覚悟で飛びだしましょう!! そして独身のアナタ! 結婚ってほんとに良いものですよ(笑)
- ――ありがとうございました。
掲載:ミリオンジョブ